GEORAMAのModeling機能では、Autodesk Civil 3D®からシームレスに3次元地質モデルを作成できます。そのモデリングのエンジン(カーネル)に相当するのがソルバープログラムです。
ソルバープログラムの数値計算ライブラリを刷新したことにより、従来バージョンと比較して計算速度(下図モデリング処理の「②計算」の速度)が大幅に改善されました。
これにより、広範囲のモデル作成や、領域分割数(=格子数)が大きい精緻なモデリング作業に要する時間が短縮されます。
「②計算」の速度改善の一例)
※分割数(格子数)が大きくなればなるほど計算速度が改善されます。
※モデリング処理全体の高速化ではなく、「②計算」部分のみの高速化です。
※上記はGEORAMAのサンプルモデルを使用した検証結果です。
作成するモデルのサイズや使用するPC性能(Core数・プロセッサ)により、計算速度の
改善に差が生じます。
BIM/CIMでの活用に向けて、以下の機能を追加しました。
境界テーブルの定義情報をCSVファイル(カンマ区切りテキストファイル)へ出力する機能が追加されました。
3Dダイアグラムの書き出し機能で出力される図面ファイルを用いて、推定結果の境界サーフェスに属性情報を割当てる場合に活用いただけます。
CSVファイルの書式は、Navis+で読み込み可能な属性ファイル形式です。